SCHOOL PHILOSOPHYスクール理念

素晴らしいサッカー選手、
素晴らしい人格の人間に。

レアル・マドリード ファンデーション フットボールスクール ジャパンが、子どもたちとご家庭に約束していること。

INTRODUCTION はじめに

当スクールが目指すもの

世界的なビッグクラブと聞くと、巨額の移籍金を積んでスターを買い集めるイメージを持たれるかもしれません。選手を育てる気なんて全くないのではと疑われることがありますが、それは誤解です。レアル・マドリードファンデーションは、トップチームのコンセプトと、子どもたちを教える理念とを明確に分けているのです。

トップチームに入れるのは年に1人いるかいないかです。それ以外の子は不合格者となってしまうのです。選手を育てる場というのは不合格者を量産するためにあるべきではなく、合格者を排出するためにあるのです。

なので、当スクールの目的は、トップチームに入れることではなく、「素晴らしいサッカー選手、素晴らしい人格の人間になること」です。これであれば全員合格できます。

どんな国に行っても、どんなチームに入っても、どんな監督のもとでも、即座に適応し、パフォーマンスが下がらない人材を育てるのです。レアル・マドリードファンデーションは、特定のクラブの強化のことだけを考えてはいません。

事実、世界という規模で見た場合、この考え方のもとで育った選手が数多くプロの舞台に立っています。環境の変化に動じない人材を排出することが、当スクールの理念の中心なのです。

EIGHT PRINCIPLES

8つの指導理念

お子さまを預ける先を選ぶ前に、ぜひ「全文を読む」から、指導の背景にある考え方までご確認ください。

01 サッカーは楽しむもの 夢中になることが、上達への一番の近道。私たちはサッカーが楽しくなる環境づくりに集中します。 全文を読む閉じる

サッカーは苦痛に耐える抜くことが目的ではない。精神修行の道具でもない。サッカーは楽しむもの。サッカーはゲーム。楽しければ自然と子供は夢中になり、一生懸命になる。

PlayStationやNintendoなどのゲームをやっている子供は寝食を惜しんでゲームに熱中する。次のステージに行くんだ!って自ら努力する。そしてあっという間に上手くなる。それは楽しいから。誰もガミガミ教えたりしていない。

サッカーもゲーム。もし夢中になっていないとしたら、それはサッカーが楽しくないから。夢中になってやること、それがサッカーが上手になる一番の近道。だから私たちはサッカーが楽しくなる環境作りに集中する。

02 サッカーはチームスポーツ 個性を型にはめるのではなく、仲間を理解し、尊重し、活かし合える子どもに育てます。 全文を読む閉じる

個人技だけでは、必ず止められる時が来る

仲間を理解し、尊重し、仲間を活かす。子供の頃は、少しドリブルが上手だったり、シュートがうまかったりすると、ほとんどの状況は打開でき、チームも勝ったり出来るし、なにしろ目立つことが出来る。だから子供も個人技の練習をやりたがるし、テクニック重視のスクールも多い。勝つことを重視するクラブチームでは個人のテクニックに頼らざるをえないのかもしれない。

しかし、テクニックは上のレベルに行くと、必ず自分より上手な人間が現れる。世界は広いので、必ず現れ、そして止められる。その時に、個人技以外の選択肢を持っていないと、突然全く通用しない選手になってしまう。

できる限り早く、「仲間を活かす」発想へ

そこから仲間を活かす練習をすれば良いのだけれど、テクニック重視で育った子は、全体を観て、仲間を理解し、仲間を活かすという発想には簡単には変われない。出来る限り早い段階で、個人技に頼るクセから脱却し、仲間を活かし、様々な選択肢を自分で作り、その中から状況に合った判断が出来る子供に育てる。

学校や、会社に入った時、自分だけでは生きていけない。仲間を理解し、尊重し、仲間を活かすこと。組織として機能するというのは、個性を殺して型に合わせるのではなく、個性を理解し、個性を活かし合うこと。

03 本当の「個の力」の意味を理解 個の力とは「観察→認識→判断→行動」の成果。技術だけでなく、判断そのものを鍛えます。 全文を読む閉じる

「個の力」=観察→認識→判断→行動

「個の力」を個人技やフィジカル強化と誤解している人が多い。個の力は、「観察→認識→判断→行動」の4つのプロセスの成果。ドリブルやリフティング、シュートの練習やフィジカル強化は、この4つの中の「行動」を磨くもの。

しかし、観察→認識→判断が抜けていると、意味不明な行動になることが多い。自分本位や試合展開を考えていないプレーが多くなる。判断を誤っている個人の行動は、チームにとって逆にリスクとなる。

判断力は「経験」でしか磨けない

観察→認識→判断を磨くには、「経験」するしかない。どれだけ多くのシチュエーションを過去に経験し、蓄積しているかが勝負となる。その経験を瞬時に応用して行動に移せるかが真の「個の力」。

「行動」を磨くのは後からでも出来るが、経験は早く始めた方が蓄積量は多くなる。出来るだけ早くから、観察→認識→判断を磨くトレーニングをした方が絶対に良い。それには断片を切り取った練習ではなく、連動したサッカーを沢山やること。

「サッカーは、サッカーでしか上手くならない」

円陣を組み、手を高く掲げる子どもたち
04 人生に必要な状況判断 刻々と変わる状況で自ら決める力は、サッカーを離れた人生でも必ず生きてきます。 全文を読む閉じる

海外では「日本人のスキルは世界トップレベル。ただし、相手がいなければ」と言われることがある。しかしサッカーは相手がいるスポーツ。攻守が目まぐるしく変わり、状況は常に変化している。レベルが上がると、周囲から指示してもらう猶予などない。

そこでは、その瞬間の状況を認識し、瞬時に分析し、選択肢を揃え、その中から最適な判断を下せるかが勝負を分ける。

スポーツを通して、このような状況判断トレーニング(観察→認識→判断)を積んでいると、その後の人生で必ず訪れる「決めなければならない場面」で抜群の判断力を発揮する。長い人生においては状況判断能力が必要な場面は幾度となく訪れ、その結果次第で全く違う人生を送ることもある。

05 個人技(行動)の練習は、自分でやる 限られた練習時間は、一人ではできない「人の動きを理解すること」に集中。だからこそ、自ら気づいた子は伸びが速くなります。 全文を読む閉じる

集まった時間は、人の動きを理解するために

個人のテクニックは、「ボールと自分」の関係性のものであり、ボールがあれば自分一人で練習できる。わざわざ集まってする必要はない。せっかく様々な個性が集まっているのに、そこでドリブルやリフティングなどの個人練習をするのは時間がもったいない。

サッカーの試合は、ボール1個に対して22人の人間がいる。1試合でボールに触っている時間は1分〜2分程度。それ以外の大半の時間に何をするべきかがとても大切。その1〜2分のための練習ばかりやってもサッカーは上手くならない。ボールは自分で動かないが、人間はそれぞれが複雑に動く。だから人間の動きを理解する練習がとても大切。それは集まった時にしか出来ない。

「自分で必要だと気づいた子」は伸びが速い

確かに足元のテクニックが伴っていた方が上手くいく。しかし、そこで上手くいかなかったことに対して適度にストレスを感じてもらうことは悪いことではない。そういう子は自分で個人技の練習を始める。テクニックは目的ではなく手段であるということを自分で気づいて、自分で習得しようと思えば上達も格段に早い。やらされ詰め込まれるより、自分で必要だと感じたことを身に付けていく。

当校の練習は1回1時間強しかなく、その短い時間だけでサッカーが突然上手くなるわけがない。その練習の中で課題を見つけ、次の練習までに克服し、答え合わせをする。持っている時間全体の中で上達してもらうことが大切。

06 やたら教え過ぎない 「教えられた子はもろい、学んだ子は強い」。教えるのではなく、学べる環境をつくります。 全文を読む閉じる

教えすぎると、指示待ちになる

自分で考え、自分で判断し、自分で行動する選手に育ってもらいたい。大人が教えすぎることで、子供は自分で考える力が落ち、指示を待たなければ動けなくなってしまう。

子供たちの試合を見に行くと、お父さんやコーチが選手に「シュート!」「ここはドリブルで抜け!」「逆サイド!」など、とにかく指示が多い。これでは自分で考えられる子には育たない。大人の「教えたい」という気持ちは悪いことではない。でも教え過ぎるとそれは指示待ちの子供を作ってしまう可能性がある。

自分で考えられなくなると、コピー&ペーストに頼るようになる。資料ひとつ自分で作れなくなり、雛形やサンプルを探すようになる。答えは与えられるものでなく自分で見つけ出すということを感じてもらうため、当校では極力答えは与えない。

教えられた子はもろい、学んだ子は強い

怒鳴るコーチに強烈に教えられたチームは、大人のコピーが進むので、ある年代までは良い成績を残す。しかし、「教えられた子はもろい、学んだ子は強い」その後は自ら学んだ子の方が成長が加速する。

当校は教えるのではなく学べる「環境」を作る。環境とは、適切な練習メニューとポジティブな声がけ。コーチは、自分のコピーを作るのではなく、子どもが自分で学べる最高の環境を作ることに専念する。

ハワイ島クリニックで手をつなぐ子どもたち
07 海外に興味を持ってもらう 海外遠征や留学、外国人コーチとの時間を通じて、世界を見て、感じて、興味を持ってもらいます。 全文を読む閉じる

勉強には世界大会はほとんどないが、スポーツには様々な大会があり、世界と戦える。それを実現する海外遠征、海外留学など、普通のサッカースクールでは出来ない様々なチャンスを私たちは作る。

世界を見て、世界を感じて、世界に興味を持ってもらう。外国人コーチと接し、出来るだけトレーニングでも外国語を使い、好きなサッカーがきっかけとなり、世界の歴史、地図、言葉に興味を持ってもらいたい。

08 周囲のサポートに感謝する サッカーができる環境は、ご家族の支えの上にあります。そのことを、常に子どもたちに伝えます。 全文を読む閉じる

プロの選手になると、栄養士、トレーナー、マネージャー、スポンサーなど様々なサポートに支えられて初めてプレーすることが出来る。

スクールに通う子供も、食事、送迎、洗濯、用具の購入、受講料など保護者のサポートがなければスクールに通うことは出来ない。子供の頃は、そのような父母の様々なサポートに気付かず、感謝する機会もない。自分が親になって初めて、昔の親のサポートに気付くほうが多い。

まずはサッカーをやらせてもらえている環境に感謝し、それを支えてくれている周囲のサポートに感謝する。わたしたちは、常にそのことを子供たちに伝える。そのインテリジェンスがなければ、決して素晴らしい選手になることは出来ない。

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まずは、練習の空気に触れてください。

初心者から経験者まで、どなたでもご参加いただけます。理念がどのように練習の中に息づいているか、ぜひ実際にご覧ください。

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